長期収載品の選定療養制度の趣旨及び特別の料金について

■ 選定療養制度の趣旨について

厚生労働省の制度により、特許が切れた医薬品(※長期収載品)については、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用が推奨されています。
しかし、患者さまのご希望により、先発医薬品(長期収載品)を選択された場合は、以下の選定療養制度に基づき、薬剤費の一部を追加でご負担いただく場合があります。

■ 特別の料金(選定療養費)について

  • 対象薬剤:後発医薬品があるにもかかわらず、先発医薬品(長期収載品)を使用した場合
  • 追加負担額の例(1剤1日あたり)
    • 3割負担の方:通常負担+最大20円程度の追加
    • 1割・2割負担の方も、それぞれ負担割合に応じて追加されます
  • 追加負担がかからないケース
    • 医師が「先発医薬品でなければならない」と判断し、処方箋に変更不可の指示(※「変更不可」欄へのチェック等)を行った場合

■ 患者さまへのお願い

後発医薬品は、品質・有効性・安全性が国により確認された医薬品です。
当薬局では、安心してご使用いただける後発医薬品を提案しております。
ご不明な点がございましたら、薬剤師までお気軽にご相談ください。

(厚生労働省掲示を参照)
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001282665.pdf
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001282666.pdf